アラキドン酸で頭が良くなる?!

アラキドン酸で頭が良くなる?!

人の脳の発達にはアラキドン酸が必要です。アラキドン酸は、必須脂肪酸のひとつで、DHAやEPAと同じ類のものになります。これらは脂質であり、体内に入るとエネルギーへと変わって、身体を形成する細胞膜や血液、ホルモンなどのもとになります。

中でも、人の脳は60パーセントが脂質で出来ていて、脳内の神経細胞の膜もアラキドン酸が作っています。そのため、アラキドン酸が不足すると、脳の発達に影響を及ぼします。特に成長期の子どもの場合、アラキドン酸が不足すると学力や言語能力、記憶力や精神面などに遅れが出ます。

アメリカで行われた研究によると、アラキドン酸入りの粉ミルクを飲んだ乳児は、入れなかった粉ミルクを飲んだ乳児に比べて、心身ともに発達していた、ということだそうです。

アラキドン酸は、食べ物から摂取したリノール酸を体内で変換させることで取り入れることが出来ます。しかし、乳幼児など身体が未発達な状態であったり、加齢により身体の機能が衰えたりしていると、十分な量を合成出来ません。そのため、アラキドン酸そのものを摂取することが求められます。

アラキドン酸は、卵黄や鰆、豚のレバーやわかめに多く含まれています。こういったものを積極的に食べれば、脳が活性化されて頭が良くなるかもしれません。アラキドン酸は脂質なので、そもそもカロリーの高いものに含まれていることが多いですが、間食を減らすなどして、体重を管理しながら上手く取り入れていってください。もしくはアラキドン酸サプリメントhttp://arachidonic-acid.comを飲むことも一考です。

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