アラキドン酸で頭が良くなる?!

脳を活性化アラキドン酸

最近注目されている「オメガ6」の一種「アラキドン酸」は不飽和脂肪酸の一つです。オメガ6の脂肪酸は「リノール酸」人間の体内で合成される栄養素です。アラキドン酸はDHAに次いで脳に有用な作用をもたらしてくれます。どちらも脳の細胞膜を構成する栄養素であり重要な役割りを担っています。

これらが不足すると記憶力を司る海馬に悪い影響を与え日常生活にも支障をきたし兼ねません。アラキドン酸がきちんと摂取出来ていれば以下のような効果が期待できるといわれています。「脳の活性化」記憶力や集中力が高まり、脳の健康や若さを保持することが出来ます。

「免疫力のバランス」アラキドン酸は細胞膜をつくるリン脂質です。リン脂質はアラキドン酸に変換され「シクロオキシゲナーゼ」と呼ばれる酵素により免疫力を調整する役割を担う「プロスタグランジン」が生成されます。このプロスタグランジンはコレステロールの低下や胃酸分泌を抑制する効果などが期待されています。「気力の低下予防と精神安定」神経伝達物質は脳で作られています。脳では「脳の興奮を促す」、「興奮を抑制するなど」などあらゆる状態のタイプをバランスを調整しながらコントロールしています。このようにアラキドン酸は脳にとってとても重要な役割を果たす機能を有しています。

そんなアラキドン酸の一日の理想の摂取量は約240㎎といわれています。では、どのようにアラキドン酸を身体に取り入れていけば良いのでしょう。アラキドン酸が含まれている食品は、豚レバ300mg、牛レバー170mg、鶏卵(全卵生)150mg、鶏もも(皮つき)78mgが含まれています。特別な食材ではなく日々食卓に上がりそうな食材にも多くアラキドン酸は含まれています。そのため通常の食事を摂取していればアラキドン酸は食事から約150mgは摂る事ができます。一日分の約半分は食事から摂取でき、残りはサプリメントなどを上手に活用し効率的に取り入れていく事が望ましいでしょう。

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